
柔道整復師の田原です。
前回、筋肉の種類について3種類あると説明しました。今回は、その1種である骨格筋について説明します。
骨格筋は2種類で構成され、遅筋繊維と速筋繊維があります。
遅筋繊維は、収縮スピードが遅く、瞬時に大きな力を発揮することはできませんが、繰り返し収縮しても疲れにくい特徴があります。
長い時間にわたって力を発揮し続けなければならない、マラソンや自転車のロードレース、ウォーキングなどでは遅筋の働きが重要です。
速筋繊維は、収縮スピードが速く、瞬時に大きな力を発揮することができますが、収縮を保ちにくく疲れやすいという特徴があります。
瞬間的な力が必要な、短距離走などのダッシュ、野球や砲丸投げなどの投球動作、走り幅跳びなどのジャンプなどでは速筋の働きが重要です。
また筋肥大しやすくボディビルダーが筋肉隆々なのは速筋繊維が発達しているからです。
次回は、筋肉の鍛え方を説明します。